バリ島への飛行機は国内便、国際便、ともにデンバサールのグラライ国際空港に着きます。空港からバリ島の観光の中心、ウブドへは、エアポートタクシーで向かうことになります。また、クタなどの島の中心部からは1時間に1本程度のシャトルバスが運行されています。
タクシーに比べて料金はかなりお安いのですが、バス停があるのは基本的に限られた場所であることから、リゾート地など中心から離れた場所に宿泊している場合は、そのバス停へ行き着くまでは大変です。結局、宿泊地からタクシーで直接ウブドに出たほうが時間的にも無駄がないかもしれません。
クタなどの南部リゾートから、バリの中心部にあるウブドまでは来るまで時間程度です。ただし・・・ウブド内にはメーターのあるタクシーはまずないので、帰りのことも考え、タクシーをあらかじめ一日貸し切りにする方法がお勧めです。そのほか、シャトルバスを利用することも考えられます。
ウブドで市内を歩いていると、日本語が通じるタクシーは容易に見つかります。ただし、外国人、特に日本人と見ると法外な値段を吹っかけてくるのです。相場の3倍ということもざらです。言い値にせず、必ず半額程度に価格交渉をしてください。インドネシアにおいては、これは当たり前のことです。
むしろ楽しむぐらいの気持ちで交渉して、思い切って値切ってみてはどうでしょう。
そのほか、庶民の乗り物である乗り合いバス「ベモ」を利用することもできます。乗るときには行き先を確認すること、降りるときには「キリ!」または「ストップ!」と声をかけます。
神または絶対者、あるいは神聖なものに対する信仰を宗教といいます。
自然崇拝、アニミズム、シャーマニズムなどの原始的なものから仏教、キリスト教、イスラム教といった世界宗教までさまざまな宗教があります。
教義や実践の方法は宗教によって違い、祭りや儀式にもそれぞれ特徴があります。
インドネシアは、88パーセントがムスリムといわれていますが、イスラム教が国教というわけではありません。国家が認める宗教は、イスラム教のほかにヒンズー教、仏教、カトリック、およびプロテスタントです。バリ島では、バリ・ヒンズー教が有名ですが、観光目的でジャワ島からの移民が増えており、その影響でイスラム教が急増しています。
ヒンズー教は紀元前2世紀から後3世紀ごろ、バラモン教と土着の信仰がまじわり、転化してインドでヒンズー教が成立しました。最古の教典はベーダです。特定の開祖、体系をもたず、さまざまな神話、伝説、聖典をふくみます。多神教偶像崇拝がさかんで、川などで沐浴してから神像に礼拝します。結婚式などの儀礼が重視され、盛大に行われます。
東南アジアの舞踊や音楽は祭りや宗教儀礼と結びついたものが多いのが特徴です。バリ島には、ヒンズー教の影響を強く受けた舞踊や音楽が発達しています。少女たちが踊る「レゴン」やユーモラスな獅子の踊り「バロン」などです。色鮮やかな衣装をまとった踊り手は、大げさな身振りと表情で私たちを踊りの世界へと引き込みます。
インドネシアのジャワ島やバリ島では影絵芝居が盛んです。
この伝統的な影絵芝居、およびそれに用いられる操り人形を「ワヤン・クリット」といいます。
ワヤン(Wayang)は「影」、クリット(Kulit)は「皮」を意味します。人形は牛の皮でできており、部分的に細かな穴が開いています。これによって人や動物の形が単に全体的に陰となるのではなく、身体の各部分の輪郭も表れるのです。
人形には中心に1本の太い棒がついていて、下がとがっています。これによって、スクリーンの手前の座に人形を突き刺しておくことで、人形を出演したままにすることができ、人形遣いは複数の人形を操ることができるのです。
影絵の仕組みは、白いスクリーンを貼って、その裏から石油ランプを当てるという方法をとります。間にワヤン・クリットの人形を置いて、芝居を行うのです。人形遣いは一人で、スクリーンの裏で語りをしたり効果音を出しながら数々の人形をスクリーンマーク近くで操ります。スクリーンから遠ざけると、影は少しぼやけながら、大きく映し出されます。観客は石油ランプや人形の反対側から鑑賞することになります。
人形には着色が施されています。観客からは当然、この着色は見えません。スクリーンの裏側はあの世であるとされ、あの世では色のついた美しい世界が現世では白黒にしか見えない、という宗教的な意味は込められているのです。
人形を操る人は「ダラン」と呼ばれます。これらの芝居はヒンズー教寺院での祭りで行われ、「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」といった、インドの古代叙事詩が主な演目となります。10世紀にはすでに演じられていたという記録があるほど伝統ある芸能です。
「インドネシア」は「インドの島々」という意味です。インドネシアは東南アジアの南東部に位置し、大小1万3000を超える島々から成る国です。面積は日本の約5倍で、ジャワ、スマトラ、カリマンタン、スラウェシ、イリアン=ジャヤなどが主要な島となります。主な島々は赤道直下に散在していることから、ほぼ全域が熱帯で、高温多湿です。
各地で水耕栽培が行われています。スマトラ島のゴム栽培は有名で、世界的な天然ゴムの生産国です、コブラ、香料などの農産物の生産も盛んです。地下資源にも恵まれ、石油はこの国の最も重要な輸出品となっています。人が住んでいる島は400程度です。
バリ島は、首都ジャカルタがあるジャワ島の東隣の小さな島です。しかし、二期作、三期作が可能なことから食糧供給が豊かで、観光資源にも恵まれているうえ、芸能なども盛んな魅力ある島です。
東京とインドネシアのジャカルタの間には、空路の直行便がありますし、クアラルンプールを経由する便もあります。直行便では、約7時間15分の所要時間です。なかでもバリ島へは、東京、名古屋、大阪、福岡からの便があり、日本人観光客がバリ島ではいちばん多い、という状況もうなずけます。
日本との時差は東部、中央、西部でちがいがあります。日本と東部の時差はありません。バリ島は中央部にあたり、日本の1時間おくれです。西部は2時間おくれとなります。中央部のバリでは日本が正午のときに午前11時ということになります。そのため旅行しても身体にほとんど負担なく現地に着くことができます。
バリの伝統芸能のひとつに、ワヤン・クリという影絵芝居があります。この芝居では、インドの古代叙事詩「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」といった演目が演じられます。
「マハーバーラタ」は、古代インドの宗教的、哲学的、神話的な叙事詩です。叙事詩というのは、物事や出来事を記述する形の詩、およびそのような形態の文学を含みます。小説を含むこともありますが、一般的には民族の英雄や神話、民族の歴史として語り伝える価値のある事件を物語として語り伝えます。特徴としては、口承文学として、吟遊詩人や語り部などが伝えるという面があります。現存する世界の叙事詩としては、最古のものでは「ギルガメシュ叙事詩」があります。
西洋では「イリアス」「神曲」など、アジアでは、「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」など。また日本文学においては古事記や日本書紀がこれに相当するといえるでしょう。また「平家物語」などの軍記物も琵琶法師が伝える叙事詩的な口承文芸です。さらにアイヌのユーカラーにも、英雄の冒険譚が多く含まれ、叙事詩的なものといえます。
「マハーバーラタ」は、「ラーマーヤナ」と並ぶ、インドの2大叙事詩のひとつです。
バーンダヴァ王家とカウラヴァ王家の間に起こった同族間の戦いを主題とします。これにさまざまな伝承やヒンズー教の説話、詩などが加わって物語に奥行きを出しています。
原本は、サンスクリットで書かれています。全18巻。これは聖書の4倍の長さに相当します。
サンスクリットとは、梵語といわれました。古代・中世にインド亜大陸で公用語として用いられ、現在もインドの公用語のひとつですが、古典言語としてあり、日常語としての話者はほとんど存在しません。
バリでは、マハーバーラタやラーマーヤナを題材にした、影絵芝居がヒンズー教の寺院で行われています。
「ラーマーヤナ」は、「ラーマ王行状記」の意味で、ヒンズー教の神話と古代英雄であるコーサラ国のラーマ王子に関する伝説をまとめたものです。活躍する人物は、すべてクシャトリアです。クシャトリアとは、古代インドのバラモン教社会における四姓制度の第2位に位置する王族・武家階級を意味します。
第1位は「バラモン」聖職者・僧侶階級、第3位は「ヴァイシャ」庶民、第4位は「シュードラ」隷民です。ラーマーヤナでクシャトリアが活躍するというのは、当時のクシャトリア階級の台頭を反映しています。詩人ヴァールミーキーの桜とされていますが、実際には紀元前3世紀ごろに多くの民間伝承を彼が編纂したものをされます。
ラーマーヤナは、数多くの絵画、彫刻、建築、演劇、音楽などの題材とされ、インドおよび東南アジア一円に広く浸透しています。バリ舞踊「ケチャ」は、もともと悪霊を追い払う呪術的性格の強い合唱を意味していましたが、インドの叙事詩「ラーマーヤナ」から題材をとった、猿たちが王子を助けるという物語と舞踊とが結びついて現在のような形になりました。
また、「ラーマーヤナ」は、バリやジャワ島の伝統的な影絵芝居ワヤン・クリットでも主題として取り上げられています。
宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」の「空中に浮かぶ島」などのモチーフは、宮崎監督がインドとの合作で、企画段階で参加していた「ラーマーヤナ」のイメージを反映しているといいます。
バリ島は、東南アジアのインドネシアに属する島です。
インドネシアの首都、ジャカルタがあるのがジャワ島です。
バリ島はそのすぐ東側に位置する本当に小さな島です。
バリ島の海岸からは、ジャワ島が見えるほど、近く、バリ海峡の最も狭いところは、3kmほどしかありません。
泳いでもわたれるくらいですよね。
面積は5,6333平方キロメートルにすぎません。アルプス・ヒマラヤ造山帯に属する小スンダ列島の西端に位置します。ジャワ海峡をはさんで、西にジャワ島、東にロンボク海峡をはさみ、ロンボク島と一列に島が並んでいます。
公用語はインドネシア語です。放送などもインドネシア語です。子どもたちは小学校に入学する前からインドネシア語を学ぶことからインドネシア語の使用には不便しません。それどころか、老人を除き、敬語が複雑なバリ語はあえて避けられる傾向があります。
宗教は、バリ・ヒンドゥー教が有名です。そしてバリ・ヒンドゥー教において信仰の山とされるアグン山やバトゥール山などには多くの火山があり、温泉もあります。
気候は、サバナ気候で、10月~3月は雨季、4月~9月は乾季で明確に区別ができます。バリ島を訪れたなら、バリ島随一の景勝地キンタマーニ高原や、バリ島の象徴ともいえるライステラスで美しいバリ島の自然を堪能するとともに、バリ・ヒンドゥー教の聖地ブサキ寺院、古都クルンクンを訪ねてバリの歴史を堪能することをお勧めします。小さな島なので、5日ほどあればバリの魅力を垣間見ることができるでしょう。
灌漑設備が発達し、豊かな食糧を供給できるバリ島では、宗教活動にあてる時間に恵まれています。そのため毎日、島のどこかで祭りが催されています。伝統的なバリ人はヒンドゥー教に属し、バリ・ヒンドゥーという独特な伝統を伝えています。
バリ人は精神的に満たされた人が多いといわれています。大きな寺院や広場の盛大な祭儀ばかりでなく、ひっそりとした裏通りや森の木陰、民家の庭の片隅など、いたるところで敬虔な祭りが心を込めて行われているのです。
ヒンドゥー教の教えや風習は人びとの毎日の生活に色濃く残されており、店や家の前には毎朝、「チャナン」と呼ばれるお供え物をします。日ごと、夜ごと、うっそうとした緑が生い茂る田舎道や白砂のまぶしい海沿いを、竹や草、身近な植物を精巧に細工した神へのお供え物を担いだ人びとの行列が続きます。
果物や花立を色鮮やかに盛り上げた籠を手にささげ持った人の姿もあります。
バリ島のどこででも普通に見かける光景です。
バリ人にとってのお祭り「ウパチャラ」とは、宗教的な儀式です。
私たちが考えるお祭りのイメージとは少々異なります。
ひたひたと行くはだしの足音は、)バリ島のダンス、ケチャのリズムと響きあいます。
携帯電話を手にメールを打つ若者、原動機つき自転車で移動する人びと・・・西洋文化をたくみに取り入れつつも、彼らのなかには今でも独自のヒンドゥー文化が息づいているのです。
新しいものを受け入れつつ、古いものを大切に育んでいくしなやかな心は、二日常にしみこんだ神々との付き合いから自然に生まれてきたものなのかもしれません。
バリ島と島外を結ぶ交通路としては、島の南部にデンパサール国際空港があります。
また、バリ島内の交通手段としては、観光客としてはバスが中心となるでしょう。
というのも、島内には鉄道がないからです。
道路は主要都市を結びながら海外に沿って延び、島を一周する形となります。
内陸部は地形の特徴から南北に道路が発達しており、東西の道路はあまりありません。
村と村を結ぶ道路や村の中の各地を結ぶ道はほぼ舗装されています。
道路の通行にさほど問題はないでしょう。
庶民の足は原動機つき自転車です。
観光用としては冷房つきのバスが毎日数本出て、各観光地を結んでいます。
庶民の主な公共交通機関は、「ベモ」と呼ばれる小型の乗り合いバスです。
安くて小回りが利き、庶民の欠かせない足となっています。
タクシーは、デンパサール周辺にはメーターつきのタクシーがありますが、それ以外では、チャーター車といって、メーターのないタイプのタクシーとなります。料金は乗車時に交渉となります。
そのほか、オジェックというバイクタクシーもあります。
まだまだ素朴なインドネシアでは、都市によってさまざまな庶民の足がのこっています。ジャカルタでは、自動三輪車のハジャイが便利ですし、古都ジョクジャカルタやソロでは、いまもなおペチャと呼ばれる人力三輪車や馬車が活躍しています。
機会があれば是非、これらの庶民の足を利用してみると彼らの生活の一端に触れることができ、有意義な旅となるのではないでしょう
バリ島を描いた作品、およびバリ島を舞台とした書籍として、日本人作者のものを挙げると、次のものがあります。
●吉本ばなな「マリカのソファー/バリ夢日記」
●姿月あさと「優しいバリ 私が「わたし」に返る島」
吉本ばななの「マリカのソファー/バリ夢日記」は、解離性同一障害、いわゆる多重人格の病気をもった少女、マリカと、ジュンコ先生との物語で、バリ島が舞台となっています。この作品を執筆するにあたり、吉本ばなな自信がバリ島で取材したときの記録が「バリ夢日記」として記されています。
姿月あさとは、1970年大阪生まれのヴォーカリストです。宝塚歌劇団の元宙組みの男役のトップスターだった人です。宝塚歌劇団を退団後も活発な芸能活動を続ける一方で、写真集やエッセイを出版しています。この「優しいバリ 私が「わたし」に返る島」は、2004年9月に出版されました。夫の海外赴任に同行して3年半バリ島で生活した体験談を中心に構成されています。
バリ島旅行で観光客はあまり訪れる機会はないかもしれませんが、絶対にはずせないという魅力的なポイントを解説しています。また、バリ島の島の人たちとの交流や島での生活、おいしい食事どころ、スパ、お土産など・・・味わい深いバリ島の魅力を伝えたいという作者の意気込みが伝わる作品です。
旅行前にこれらの作品を読んで出かけると、島を見る目が変わってくるかもしれません。自分なりのバリの魅力を見つけることができればいいですよね。
インドネシアを訪れると人の集まるところなど、どこででもどことなく甘い香りがします。グローブ(丁子)の香りです。インドネシアのタバコには、クレテックと呼ばれるグローブの小さな片が味付けとして混ざっているからです。
バリ島を訪れたら、地元の人たちが集まる小食堂や、バスなどでちょっと鼻を利かせてみてください。きっと、甘くさわやかな香りがすることでしょう。
グローブには、防腐、防虫成分が含まれています。スパイスとして料理に使うだけでなく、医薬品、媚薬、防虫剤、口内清涼剤として古くから珍重されてきました。しかしこのグローブの産地については、まったく知られていなかったことから、大航海時代になって初めてそれがインドネシアのモルッカ諸島とわかると、この地域は香料諸島と呼ばれるようになったといいます。西洋諸国の熱い視線を浴びることになったのです。マゼランの地球一周もこの香料諸島に西回りで到達することを大きな目的としていたといいます。
スマトラのトバ湖の周辺や、タナ=トラジャなどの観光地はもちろんのこと、バリでも、観光地には、乾燥してスパイスにする白いつぼみをつけたグローブの木をみかけることができるかもしれません。
海外に出かけるとその国独自の香りがするものです。韓国ならキムチでしょうか、インドならカレーの匂いかもしれません。目だけでなく五感を研ぎ澄ませて全身でその土地の空気を感じてみるといいかも知れません。
バリ島の芸術のメッカ、ウブド村の中心部はウブド村の寺院とその向かいのマーケット付近です。
その間を東西に延びるのがラヤ・ウブド通りと南に延びるモンキーフォレスト通りが中心街となります。
モンキーフォレスト通りの突き当たりがモンキーフォレストです。
ここは自然保護区で多くの猿が生息しています。
モンキーフォレスト通りから町の中心までは1km弱ですから、歩くのにはさほど苦労しません。
街道沿いにはお土産屋さんが建ち並び、店先を覗いたり、寺院を見学したり、伝統音楽に耳を澄ませて歩きながら町の雰囲気を楽しむとよいでしょう。
歩き疲れたらカフェやレストランがたくさんありますから、一休みすることもできます。
おしゃれなブティックやアートギャラリーなど、目を楽しませてくれます。
ウブド王宮の左斜め向かいのマーケットも一見の価値ありです。マーケット内の店でも価格交渉が必要です。
おなかがすいたら、食堂へ寄ってみましょう。
ウブドには、カフェ・ロータスという中級のレストランがあります。
バリ島各地、シンガポールにチェーン店を持つレストランです。
店内からの抜群の眺めを楽しむことができます。
ロータスという名の通り、美しい蓮の池を眺めながら食事をすることができます。
お勧めはマンゴージュース! 濃厚です。
インドネシアでは国際運転免許証は使用できないことから、レンタバイクを利用する場合はインドネシアの運転免許証を取得しなくてはなりません。
ただし、レンタバイクは整備状況をよく確認してから借りるようにしてください。
また、レンタサイクルも利用できます。
値段交渉して借りることになりますが、ネカ美術館などの西へは坂道が多く、いまひとつお勧めできません。やはり自分の足で歩いたほうが無難ですね。
バリ島を訪れる観光客で最も多いのが日本人です。2番目はオーストラリア人といわれます。
インドネシア政府も観光面には力を入れており、治安も悪くありません。
女性の一人旅も節度さえ守れば、十分に楽しむことができるでしょう。
バリ島を訪れる日本人観光ツアーの一般的なルートとしては、バリ島の美しい自然を堪能するルートとして、ライステラスやキンタマーニ高原を訪れるというもの、バリ島の歴史を探訪するルートして、バリ・ヒンドゥー教の聖地ブサキ寺院、古都クルンクンを訪れるルート、そのほかバリ舞踊ケチャックダンスを鑑賞、タナロット寺院の夕焼け鑑賞など、盛りたくさんです。
また、インドネシアはツバメの巣やフカヒレなど中華料理の食材に恵まれていることから、中華料理も堪能できます。シーフードレストランではロブスターなどの新鮮な食材を楽しむこともできるでしょう。
芸術の村、ウブドでは、個性的なバリ絵画を展示するネカ美術館を訪れるとよいでしょう。
木彫りの村マス、銀細工の村チュルク、聖なる泉のある村タンバクシリン、像の洞窟ゴア・ガジャ寺院などでは、芸術と歴史を堪能できます。
また、バリ島を訪れる観光ルートでは、少し足を伸ばしてボロブドゥール遺跡とプランバナン寺院の観光をオプションとして取り入れることもよくあります。
時間と資金面で余裕がある場合は、是非、ボロブドゥール遺跡も訪れてみると良いかと思います。ボロブドゥール寺院群とプランバナン寺院群はいずれもユネスコの世界文化遺産に登録されています。
世界中で愛されているコーヒーですが・・・その飲み方にはいろいろな国のならではの特徴があるようです。たとえば、トルコでは細かく挽いた豆にそのままお湯をかけ(ときにはここでお砂糖をたっぷりと入れてしまう!)、豆が沈んだところでその上澄み液を飲む。
そして最後に沈んだコーヒーのカップを受け皿にひっくり返し、落ちた粉でできた模様で「コーヒー占い」をする、という方法があります。また、ギリシャでは「フラッペ」といって、インスタントコーヒーをフラッペする・・・つまり、よくシェイクしていわゆる泡立てて飲むという方法をとります。
ではインドネシア、特にバリではどうなのでしょう?
バリコーヒーの正式な?飲み方とは・・・
1.細かく挽いた豆をカップに入れます。ここで、お好みで砂糖を加えます。
2.そのままお湯を入れてしまいます。
3.よ~くかき混ぜます。ミルクを入れる場合は、ここで入れます。
4.コーヒー豆が沈むのを気長に待ちます。
・・・ゆったりと時間が過ぎていくバリならではのコーヒーの飲み方です。焦ってごくごくというのではなく、あくまでものんびりと粉が沈むのを待ちましょう!
5.沈殿したコーヒーの豆の粉が口に入らないように上澄みを飲む・・・すすります。
ゆったりとした心でゆったりと時間をかけて飲むコーヒーは、格別ですよ! いつもせわしいあなたも、バリでは時間の流れをあえて変えてみてはどうでしょう?大切なものがみえてくるかもしれませんね。
インドネシアでは、フカヒレやツバメの巣など高級中華食材が豊富に手に入ります。と同時に、私たち日本人が一般的に口にしているおなじみの食材・・・に非常によく似たものも、食べられています。
たとえば、「タフ」という食材。これは、日本で言う「厚揚げ」です。お豆腐を揚げたもの・・・揚げ豆腐そのものです。別にインドネシア、バリだからといって何も変わりません。
また、日本でも最近、健康ブームで紹介されたことがありますが、「テンペ」があります。インドネシアでは、ごくごく一般的な食材です。日本でも知っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
納豆によく似ていますが、同じ大豆発酵食品といっても、テンペはバナナやハイビスカスの葉で包んで発酵させたもので、納豆のような独特の匂いはありません。
塊状なので、食べるときにはスライスして用います。健康ブームの波に乗り、日本のスーパーでも目にする機会が増えている気がします。栄養価が高く、育ち盛りの子どもたちにはもっと食べてもらいたい食材です。また、成人病予防としても是非、もっと食卓に登場させたい食材です。
納豆が苦手な方、ちょっと目先を変えて大豆を食べたい方、是非、試してみてはいかがでしょう?
料理の仕方によっては、メインの料理として十分な存在感を発揮します。最近では、日本のスーパーでも世界中の食材が比較的容易に手に入るようになりました。
テンペを見かけることもあるでしょう。また、バリの人気から、日本にはインドネシアの料理を扱うレストランがぞくぞくと増えています。バリに行ってきた人、これからバリに行こうと思っている人、バリに興味がある人・・・これほどバリへの日本人観光客が多いのですから、日本でももっともっとインドネシアの料理が普及されるといいな、と思います。
インドネシアの代表的な料理といえば? サテ、ソト、ミ? サテは「焼き鳥」、ソトは「スープ」、ミは「そば」です。でもやっぱり・・・なんといっても「ナシゴレン」でしょう。
ナシゴレンとは、チャーハンです。1万3000もの島からなるインドネシア。
人が住んでいる島だけでも400あるといいます。島それぞれの味があり、もちろんその家庭それぞれにまた独特の味付け、「お母さんの味」があるのでしょうね。
とはいえ、バリもそうですが、赤道直下に位置する島が大半のインドネシアでは、やはり暑い国ならではの特徴があります。
今でこそ冷蔵庫もありますが、食材の保存をきかせるため、揚げ物、炒め物、焼き物が多いのが特徴です。食材を生で食べることはまずないと考えていいでしょう。
食欲が落ちないよう、スパイスを利かせた料理が多いのも特徴です。
郷に入れば郷に従えというように、外国にいったらその国のマナーに従うのが礼儀です。
特に食事のマナーは、いっしょに食事をする人に不快感を与えないためにも基本的なものは最低限心得たうえで現地に赴きたいものです。
バリに限らず、インドネシアの食事は、基本的にご飯「NASI」のお皿におかずを載せて食べるというスタイルです。
インドネシアではフォークとスプーン、そして時には手を使って、肩肘を張らずに食事を楽しむのがマナーといえばマナーです。
みんなで集まってわいわいがやがや仲良く時間をともにすることが大切です。ただし、イスラム教やヒンズー教の影響から左手は不浄のものとされます。食べ物をもったり、握手を求めたりしてはいけません。小さな子どもの頭を左手で「よしよし」となぜる・・・これは絶対にやめましょう。
外国に行くさいにまず覚えておくと旅がぐんと楽しくなる言葉として、「おはよう」「ありがとう」「こんにちは」のほかに、料理のメニューがあります。インドネシア語で「食べる」は「マカン」といいます。バリについたら早速、腹ごしらえ! 一般の人たちが食べている食堂で気軽に使ってみたい料理の言葉を挙げてみます。是非、トライしてみてください。
たとえば・・・バリに限らず、インドネシアの料理といえば「ナシ・ゴレン」! チャーハンがあります。
ナシとは素材の「ご飯」、ゴレンとは調理法の「揚げる」を意味します。
揚げたご飯となりますが、要するに油で炒めたご飯ということになるでしょうか。
食材名とその調理法をつなげればたいてい通じます。
調理法:
・ゴレン・・・揚げる
・レブス・・・ゆでる
・ククス・・・蒸す
・バンガン・・・焼く
・トゥミス・・・炒める
味付け:
・マニス・・・甘い
・ペダス・・・辛い
・アサム・・・すっぱい
・アシン・・・塩辛い
食材:
・ナシ・・・ご飯
・ミー・・・そば
・アヤム・・・鶏
・イカン・・・魚
・サビ・・・牛
・サユル・・・野菜
・トロール・・・卵
そのほか、「エナック!」(おいしい!)と一言、そしてにっこりすればすぐに親しみのある笑顔が返ってきますよ。
インドネシアでは日本と同様、家族で、友人同士で食事の時間をともにすることを非常に大切にします。ナイフ、フォーク・・・といった食事のマナーはさほど気にしなくても大丈夫なので、肩肘を張らずに楽しく時間をともにする気持ちで地元の人たちの食事風景に加わってもみてはどうでしょう?ちょっぴり衛生的に心配な面もありますが・・・せっかくその土地に行ったのならその土地の作法で食事を楽しむと旅の楽しさは倍増するものです。
インドネシアでは、大都市部においては富裕層や外国人を対象とする高級レストランも少なくありませんが、一般庶民はクダイ、あるいはワルンと呼ばれる小食堂での食事を楽しむのが日常です。
観光客としては、衛生上の問題が気になることから手放しにお勧めできませんが、出される料理は高級レストランにまさるとも劣らぬものが多いといえるでしょう。
実際、外国人にとって、小食堂での食事はインドネシアの庶民との交流の場になることは確かです。
小食堂のほかにインドネシアの重要な食文化として、「カキ=リマ」と呼ばれる屋台があります。カキは脚、リマは五を意味します。
二輪の屋台、それを引く人の二脚、屋台を止めたときのつっかえ棒が1本、合計五本の脚というわけです。
カキ=リマで食べられるのは、サテ(焼き鳥)、ミ(そば)、ナシ=ゴレン(チャーハン)、ソト(スープ)などさまざまです。
これは、インドネシアの代表的な外食産業ですので、庶民が気軽に楽しめる軽食といえるでしょう。
バリ島1の高さを誇る、アグン山をひかえたキンタマーニ高原では涼しい風が吹きぬけ、美しい湖が眼下に広がるなんともいえない美しい光景を楽しむことができます。
このような景色を眺めながら、串焼きなどの郷土料理を地元の人びとに混じっていただくとき、本当にゆったりとした気持ちになれることでしょう。
夕日が沈む海を眺めながら、お供え物を頭に載せていく女性を見ていると、せわしい日本での生活を一瞬でも忘れてしまう・・・しまいたい、気持ちになります。
インドネシアは、ジャワなどの大きな島、バリなどの小さな島など、その13000あまりの大小の島々の大半が赤道直下に位置することから、保存のためもあり、また暑い中での食欲増進ということもあるのでしょう、ピリカラな調味料が主となります。
なかでも「トラシ」と「サンバルソース」はインドネシアの代表的な調味料といえるでしょ。
「トラシ」は、エビを発酵させてペースト状にした調味料です。
癖がある分、病み付きになるとこれがなくては!というほど食事に欠かせないものとなります。
エビの独特な風味が凝縮されて始めこそは匂いが気になるかもしれませんが、なんにでも・・・ミー(そば)、ナシ・ゴレン(チャーハン)など、にちょっとした風味付け、アクセントとなり食欲をそそります。
なんとなく、エビの塩辛といった感じでしょうか。
また、「サンバルソース」は、唐辛子を主とするまさにピリカラな調味料です。
辛い・・・確かに、かなり辛いです。実際、バリの大衆食堂で隣のテーブルの人をちらちらと覗いてみてください! あああああ・・・大丈夫?といいたくなるほど、大量にサンバルを使っている人をみかけます。
これもはまる人ははまるタイプの調味料といえるでしょう。
さほど特別な材料が使われているわけではありませんし、家庭ごとにそれぞれの味がありますので、厳密にこれというレシピはありません。
あくまでも参考に以下を参考にしてトライしてみてはどうでしょう?
サンバルソースのレ・シ・ピ
◆材料
唐辛子ペースト ・・・大さじ4
シュリンプペースト・・・小さじ1と1/2
ライムの汁・・・1個分
◆作り方
混ぜるだけ!
*シュリンプペーストは少しつぶす感じでスプーンの背で滑らかにしながらお湯を少し加えると唐辛子やライムとよくなじみます。
インドネシア料理といえば、「ナシ・ゴレン」を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。
「ナシ」はご飯という食材を、「ゴレン」は揚げるという調理法を示すインドネシア語です。
食材と調理法をつなげると、その料理名になることが多く、理解しやすいかもしれません。
バリを訪れた方のなかには、「ナシ・ゴレン」を食べた方も多いことでしょう。
要するにチャーハンです。現地では「サンバル」といって、ピリカラの唐辛子主体の調味料をたっぷりと利かせますが、日本で調理するときにはお好みで調節し、食べやすくアレンジして是非、挑戦してみてはどうでしょう。簡単なレシピをご紹介します。
◆材料(2人分)
・ムキエビ・・・8尾
・玉ネギ・・・1/2個
・鶏肉・・・50g
・ニンニク・・・1片
・長ネギ・・・50g
・卵・・・2個
・ご飯(冷ごはん)・・・400g
*調味料
・サンバル・・・小さじ1(作り方は下記参照)
・サラダオイル・・・大さじ2
・しょうゆ・・・大さじ1
・こしょう・・・少々
・料理酒・・・大さじ1
・うまみ調味料・・・少々
*トッピング
・卵(目だま焼き)・・・一人1個
・トマトスライス・・・一人1枚
◆作り方
1.エビは背わたをとって塩と酒を振っておく。
2.熱したフライパンに油を敷いて、細かく刻んだ玉ネギ、ニンニクを入れて香りがでるまえ炒める。
3.鶏肉、エビを2に加えて炒める。火が通ったところで溶き卵を加える。
4.ご飯を加えてぱらぱらになるようによく炒める。調味料を入れて味を調える。ご飯は冷ご飯のほうがおいしい。
5.サンバルはあればですが、是非、加えてください! ぐんとバリ風の風味が増します。
6.最後にトッピングの目玉焼きとトマトのスライスを載せてできあがり!
*サンバルは、唐辛子ペースト(大さじ4)、シュリンプペースト(小さじ1と1/2)、ライムの汁(1個分)を混ぜるだけです。少々のお湯を加えながらシュリンプペーストを伸ばしていくと馴染みやすいです。
バリの日常生活には、イスラム教やヒンズー教の教えが深く根付いています。
当然それは食事のマナーにも大きく影響しています。
バリを訪れた際に注意しなければならないことのひとつとして、左手の扱い方があります。
左手は「不浄の手」です。
握手をしたり、左手で小さな子どもの頭をなぜたりすることはご法度です。
食べ物を持つことも避けるべきです。
インドネシア料理の食べ方は、フランス料理のようにナイフやフォークをきちんと使うといった肩肘をはる必要はありませんが、フォークとスプーン、ときには手を使って気軽に、楽しく食べるのは基本です。
ただし、あくまで手は「右手」ということを忘れずに!
フォークとスプーンの使い方は、スプーンを右手にナイフ代わりにし、左手にはフォークです。
料理はスプーンで切ればいいのです。
料理を口に運ぶときには、フォークの背に料理を載せるようにします。
インドネシアの料理を食べていて思うこと! 手で(右手)食べると本当においしい!!
料理は味覚、臭覚、視覚、そして舌触り・歯ごたえ・・・そしてもうひとつ、手の感触もあったんだな、と素朴に感動できるかもしれません。
自分の手で食材の感触を生で味わう感覚をもう一度取り戻してみるのもいいものです。
あくまで楽しく、いっしょになった人たちとわいわいがやがや時間をともにする楽しさを満喫することがいちばんのご馳走であり、いちばんのマナーかもしれませんね。
バリでよく見かける食材に、「タフ」という食材がありますが、まさに、日本の揚げ豆腐、厚揚げです。
日本の材料で簡単にできるインドネシア料理としてレシピをご紹介します。
皆さんの食卓にバリの香りを漂わせてみるのもいいかもしれませんね。
★「タフ・テロール」
「タフ」に卵を組み合わせた優しい、甘い味付けです。
ケチャップマニスという甘くてどろっとしたおしょうゆを使います。
◆材料(4人分)
・厚揚げ・・・2枚
・卵・・・4個
・塩・・・小さじ1/2
・油・・・大さじ2
*ソース
・ピーナッツ・・・100g
・ニンニク・・・3片
・小唐辛子・・・5本(小さくて辛さがきつい唐辛子。なければ普通の赤唐辛子で代用)
・赤唐辛子・・・2本
・黒シュリンプペースト・・・大さじ2(小エビの香りが強いペーストです。通販などで手に入りますがなければエビをペースト状に叩いてください。
)
・ケチャップマニス・・・大さじ2(甘いどろっとしたおしょうゆです。なければおしょうゆで代用します)
・湯・・・100cc
◆作り方
1.先にソースを作っておきます。
ピーナツ、ニンニク、小唐辛子、赤唐辛子をフードカッターにかける。
2.シュリンプペースト、ケチャップマニス、湯を加えてよく混ぜる。
3.タフ・タテロールを作ります。
厚揚げは熱湯をかけて油抜きをする。ざるにあげて水気を切り、冷めてからスライスする。
4.ボールに卵を割り、塩を加えてよく混ぜる。
5.3の厚揚げを4に入れてよく卵を絡ませる。
6.フライパンに油をしいて熱し、5の厚揚げをこんがりと焼く。一度に焼くのではなく、5の分量を2回ほどに分けて焼くときれいに焼ける。
7.お皿にタフ・テロールを盛り付け、ソースをかける。
バリだけでなく、インドネシア全体にわたっておいしいシーフードを楽しむことができます。
また、ここは中国料理材料の豊富な国ともいえるでしょう。
エビやカニはもちろんのこと、上質のフカヒレやツバメの巣、ナマコ、ウミガメの卵の産地だからです。
中国料理では、ハト、カエルなどもおいしい食材と化します。
バリ島では外国人観光客が多いことから、シーフードはバーベキュースタイルでいたるところで楽しめまた。
小さな路地など、目の前で新鮮な魚介類を料理してくれる店が建ち並び、おいしい香りが立ち込めています。
また、多民族ゆえに、多彩なエスニック料理も堪能できます。
バリ島独自、というよりもインドネシア全体の料理を多彩に楽しむことをお勧めします。
インドネシア料理の代表は、スマトラのパダンを発祥の地とするパダン料理でしょう。
魚介類のほかにカンピンと呼ばれる羊、牛、鶏料理も豊富です。
味は数種類のスパイスをミックスしたものを利用し、唐辛子が利いたホットなものが多いといえます。
パダン料理専門のレストランで面白いのは、その店でできる料理の大半がテーブルに並べられ、客は自分が食べた分だけを支払うというシステムです。
ピリカラなパダン料理に対し、一般的に甘い味付けは、ジャワ料理です。ジャワでは伝統的な宮廷料理を楽しむことができます。
しかしジャワ料理が普通のレストランで楽しめるようになったのは1980年代以降です。庶民の料理としては「サテ」という焼き鳥、「ソト」というスープが代表的です。味付けは家庭によってさまざまです。
バリ島にはたくさんの観光スポットがありますが、その中でも特にオススメの観光スポットをご紹介しますので、どうぞご参考にして下さい。
●キンタマーニ高原
インドネシアのバリ島東北部の高原地帯、キンタマーニ高原。バトゥール山と、バトゥール山火山湖のバトゥール湖、ブヌリサン山、キンタマーニ、バトゥール、ベネロカン、およびそれらの集落の間にあるレストランなどが観光の中心地となります。ブサキ寺院でも知られるバリ最高峰アグン山の西北約15kmにあたり、バリ随一の景勝地として知られています。
●アグン山
アグン山はバリ島北部に位置する火山です。バリ島内の最高所で、海抜高度3142メートルの成層火山です。アグン山は現在も活動を続けています。巨大なクレーターにもかかわらず、見事な円錐形をしています。アグン山の山頂からはロンボク島のリンジャニ山を望むことができます。空気が澄んだ明け方に登るのが最適といわれます。ただし、山道は火山灰と岩で覆われ、登山用の丈夫な靴など、しっかりとした準備が必要です。山頂の噴火口付近は切り立っており、登山道はありません。登山にはバリヒンドゥー教の総本山であるブサキ寺院を基点とする西登山道が一般的ですし、そこからの山の眺めは最高です。しかし寺院からの水のくみ出しは禁じられていることから、登山の際には自分で水を確保し持参することを忘れないでください。
●ブサキ寺院
ブサキ寺院は、アグン山の中腹に位置します。バリヒンドゥー教の総本山です。
●タナロット寺院
タナロット寺院は、バリ島の中西部の海岸にある寺院です。干潮時には陸続きとなることから歩いてわたることも可能です。夕暮れ時の美しさは有名で、その美しいシルエットを目当てにたくさんの観光客が訪れます。近年、エルニーニョ現象による海面の上昇などが原因で海岸の浸食が進んでいることが問題となりました。日本のODAによる景観再生プロジェクトが進められています。
インドの古代叙事詩「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」は、東南アジアにおいて芸能などに取り入れられ、親しまれています。
「マハーバーラタ」は、バーンダヴァ王家とカウラヴァ王家の間の同属間の争いを描き、これにさまざまな伝承やヒンズー教の説話、詩などが加えられています。
物語は世界の始まりからはじまります。
物語の登場人物が誰かに教訓を語り、諭す物語や教典などが語られるという構成は、千夜一夜物語と似ています。
ただし、バーラタ王家とバーンダヴァ王家の争い自体が軸となって語られる物語であること、また物語の登場人物が自ら語るという点が異なっています。
バリ島の影絵芝居ワヤン・クリットにおいては、「マハーバーラタ」も「ラーマーヤナ」も同じくらいの頻度で題材に用いられていますが、東南アジアにおいてはどちらかというと「ラーマーヤナ」のほうが親しまれています。
これは、「マハーバーラタ」は王家の争いを軸として物語が語られ、周辺諸民族であるドラヴィダ人を野蛮人として扱い、バーラタ族、すなわちインド人の、バラモン(僧侶・聖職者)、クシャトリア(王族・武家)階級の正当性を強調したことから東南アジア一般にはあまり受け入れらなかったからです。
一方、「ラーマーヤナ」が王権を強調する英雄叙事詩であることから支配階級から民衆にいたるまで広く親しまれ、バリの伝統芸能のなかでも、「ケチャ」は「ラーマーヤナ」を主題としています。
バリ舞踊「ケチャ」は「ラーマーヤナ」から題材をとった、猿たちが王子を助けるという物語と舞踊とが結びついて現在のような形となったのです。
ただし、バリの同じく伝統芸能であるワヤン・クリット(影絵芝居)では、「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」は同じくらいの頻度で用いられています。
バリ島は、島の中央の山のなかの湖からトンネルを掘って島全体に水を供給する技術に長けていることから島全体で昔から豊かな食糧を生産できてきました。
米は二期作どころか三期作さえ可能で、人びとは余裕をもった生活をすることができます。
農民は、朝夕2,3時間ほど働き、残りの時間は芸術活動にいそしみます。
バリ踊や、その伴奏にも使われるバリカムラン、舞踏芸術のケチャが有名ですが、そのほかにも絵画、彫刻、音楽、ダンス・・・など、バリは芸術の島なのです。
土着の信仰とヒンズー教の融合によって、独自の宗教を生み出したバリ島では、さまざまな宗教儀礼や多彩なパフォーマンスを楽しむことができます。
このような儀礼や舞踏に欠かせないのが、ガムラン音楽です。
ガムランというのは、楽器のことですが、音楽そのものをさす場合もあります。
青銅の打楽器や竹製の笛、太鼓、弦楽器など、編成はさまざまです。
繊細で、かつ激しい調べは伝統的な定旋律を中心としながらも、即興性が強く、バラエティに富みます。
ガムランは、「叩く、つかむ、あやつる」を意味する動詞、ガムルという動詞ガムルの名詞形です。
そのためガムランには叩いて音を出す楽器意がほとんどです。
日本では、沖縄県立芸術大学や東京音楽大学付属民族音楽研究所で広く一般芋門戸を広げ、この音楽を紹介しています。今後は、芸術大学で正式なカリキュラムで学べるようになるよう、環境を整えていくことが課題とされています。
大勢の半裸の男たちが円陣を組み、「ケチャ、ケチャ、ケチャ」と掛け声を投げかける踊り。
複雑なリズムは次第に激しさを増し、男たちは半ば忘我状態となって、手や身体を揺り動かしながら絶叫します。
インドネシアのバリ島の舞踏「ケチャ」は、もともと悪霊を追い払う呪術的な性格の強い合唱を意味していました。
それがインドの叙事詩「ラーマーヤナ」から題材をとった物語と結びつき、現在のような形になったといいます。
猿たちが王子を助けるという物語です。
東南アジアの舞踏や音楽は祭りや宗教的な儀礼と結びついたものが多いという特徴があります。ヒンズー教の影響が強いバリ島には少女たちが踊る「レゴン」や、ユーモラスな獅子の踊りの「バロン」などの舞踏があります。色鮮やかな衣装をまとった踊り手は、大げさな身振りと表情で踊りの世界へと観客を魅了します。
踊りに欠かせないのが、音楽です。バリ島にはガムラン音楽と呼ばれる大小の打楽器を組み合わせた合奏状態があり、手や木槌で叩きだされるリズムは舞踏だけでなく影絵劇や演劇の伴奏にも使われます。
タイの古典舞踊にも、「ラーマーヤナ」を織り込んだものが多く、きらびやかな衣装と尖塔のある被り物の踊り手がしなやかな手指の動きで舞い踊ります。
東南アジアの舞踏芸術には人間と神、自然の間を舞踏や音楽がつなぐという特徴が見られるのです。
踊り手たちの動きと神秘的な音楽のなかで一時、目に見えないエネルギーの渦のなかに身をおいてみるのもいいものです。
若者たちにはサーフィンやスパなどが人気のバリやジャワですが、歴史や自然環境、秘境を訪れるのも、また違ったインドネシアの魅力を見つけることができるかもしれません。
インドネシアは、バリおよびジャワを中心として仏教やヒンズー教の遺跡が多数存在します。
ジャワのディエン高原遺跡、ボロブドゥールやプランバナン遺跡は有名です。
その周辺の小さな遺跡群もインドネシアの歴史を理解する上で欠かせない見所といえるでしょう。
また、ジャワやバリの芸能や手工芸製品も多彩な魅力に溢れています。
プランバナン寺院では満月の夜にラーマーヤナが演じられますが、古都スラカルタの別名ソロでは、ワヤノオランが行われます。
これは日本の歌舞伎に相当し、24時間ぶっ通しで休演日はない、というものです。
そのほかワヤンという影絵芝居や、ケチャックダンスなどをバリ島で楽しむことができます。
インドネシアの民族舞踊は数限りありません。
自然環境も魅力に溢れています。
インドネシアは1万300あまりの島から成ることからマリンリゾートとしての無限の可能性を秘めています。
バリやジャワでは比較的宿泊施設や交通、通信施設が整っていますが、それ以外の島ではまだ十分ではありません。
また内陸部では秘境と呼ばれる場所が多くあります。
スマラなどはもちろんのこと、ジャワ島内にも秘境は存在します。
島内にはたとえば、西部ジャワのバドウィン族など、いまだに外部社会との交流を拒み、自給自足の孤立社会を維持している民族もいます。
インドネシアでは外国人の秘境地域への入域が制限されることもありますので、あらかじめ確認したほうが良いでしょう。
インドネシアのバリ島に、「ウブド」と呼ばれる村があります。
ガムラン音楽、バリ舞踊、バリ絵画など、芸術の村として知られています。観光も盛んな村です。
ウブド村を中心としてその近郊の村々も含めた一帯が観光ポイントとなっています。東隣のブリアタン村、南隣のマス村、西隣のサヤン村、そして北隣のクデワタン村です。
ブリアタン村はバリ舞踊で有名です。ブリアタンの王宮などでは観光客向けの催しも多く行われています。
また村南部のタガスの舞踊団も外国公演を行っています。
タガスから南に行くと、今度は木彫りで有名なマス村となります。
ブリアタンのタガスから南にのびるチョク・ライ・ブダク通りが村の中心街となり、木彫細工の店が建ち並びます。
一方、ウブド村に近い、北部のブンゴセンカンは、バリ絵画の村として知られます。
バリ絵画のスタイルのひとつブンゴセカン・スタイルはこの地区で生まれたのです。
サヤン村の東部はチャンプアンといい、西洋人の画家が多く集まるところとして知られています。
北隣のクデワタン村とはクデワタン通りが南北に通じ、市外が切れ目なく続いています。
グデワタン通り沿いには、ホテルが建てられ、ウブド観光を支える一帯となっています。
グデワタン村の東部には、ネカ美術館を中心として多くのギャラリーが並びます。
ネカ美術館は、ネカ氏が所蔵していた絵画を6つの展示館に展示した美術館です。
ウブド一帯から少し離れた北には、テガラランがあります。
棚田で有名な観光の中心地です。
懐かしい田園風景に思わずほっとした気持ちになります。
バリ島の芸術の村、ウブド。バリ島の中心にあるリゾート地です。
バリの伝統芸術や伝統芸能のメッカとして知られ、バリ島観光の中心となることでしょう。
ウブド近郊には、ガムランなどの伝統音楽や伝統舞踊を教える教室も多数あります。
観光スポットをゆっくりとまわり、興味を持った人は、これらの教室に体験入学をしてみるのもいいかもしれません。
半日程度のコースから、本格的な学習コースも用意されています。
ツーリストインフォメーションなどで詳しい情報やコースを調べてから訪れてみてください。
ウブドはもともと芸術のメッカとして知られていましたが、1930年代に欧米の芸術家が多く移住してきたことからその影響もあり、「バリアート」と呼ばれる独自の分野を形成しています。
●ブリ・ルキサン美術館
バリ絵画や彫刻、「ワヤン」と呼ばれる影絵人形などを展示した美術館です。ウブドの町の中心に位置します。中庭をぐるりと取り囲むようにして3つの建物があります。棟ごとにテーマが設けられ、古典、現代アート、企画展となっています。こぢんまりとして美術館です。中庭もきれいで、1時間もあればゆっくりと楽しむことができるでしょう。
開館時間は9時から17時までです。
●ゴア・ガジャ
像の洞窟と呼ばれるところです。洞窟の入り口には悪魔の形が彫られており、興味をそそられる人もいるのでは?
●ティルタ・ウンプル
泉の寺とも言われ、寺のなかに温泉があるという珍しい寺です。その湯が病気を治す力をもつと信じられています。
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